改修後の求道学舎の写真

求道学舎リノベーション住宅の事例

求道学舎リノベーション住宅プロジェクトは、近代建築の巨匠・建築家武田五一の設計により大正15年に建てられた学生寮『求道学舎(きゅうどうがくしゃ)』を、美しく個性的な歴史的建物として後世まで残していくため、コーポラティブ方式により住宅として再生(リノベーション)をはかったプロジェトです。

樋口一葉や石川啄木らの数多くの文化人が暮らした本郷の地で、樹齢70年以上の木々に囲まれ、ひっそりとたたずむ『求道学舎』は、およそ80年間に亘った学生寮としての役割を終え、平成18年春、プロジェクトの趣旨にご賛同いただいた参加者の皆様と多くの方々のご協力を得て、共同住宅として生まれ変わり、また新たな歴史を刻みはじめることになりました。

事業概要

所在地 東京都文京区本郷6丁目
交通 東京メトロ南北線「東大前」駅徒歩6分
権利形態 土地:建物譲渡特約付定期借地権の準共有、建物:区分所有権
地主 宗教法人求道会
コーディネイト アークブレイン
設計 近角建築設計事務所+集工舎建築都市デザイン研究所
施工 戸田建設
敷地面積 845㎡
建築面積 339.96㎡
延べ面積 768.01㎡
構造・階数 鉄筋コンクリート造 地上3階
戸数 10戸+1戸(地主取得分/事務所)
住戸規模 26.66~161.89㎡
共用施設 駐輪場、共用庭等
従前建物 寄宿舎(大正15年築、RC造3階建て)

事業の経緯

・2004.9 入居者募集活動開始
・2005.2 建設組合設立、インフィル変更相談開始
・2005.6 着工、NHKにてプロジェクト紹介
・2006.1 改良工事完了、引渡(一部)、入居開始
・2006.3 残工事・追加工事完了
・2006.4 住戸見学会、竣工パーティー
・2006.7 清算完了、組合解散

アークブレインの主な支援内容

・事業スキームの企画
・事業参加者の募集・建設組合結成補助
・融資手続きの補助
・登記手続きの補助
・借地契約・建物売買契約の補助
・建設組合の運営補助
・再生後建物の管理会社選定補助
・再生後建物の管理規約・使用細則案の策定

改修前の求道学舎の写真
撮影:兼平雄樹